農地を含む「土地」一般について、近代的な「所有権」が認められるのは明治維新後になります。その起源は、国(中央政府)からの「地券」の交付による所有者の確定です。明治政府は、当時の租税の中心であった「地租」の収納を確保するために、本百姓を中心に「地券」を交付しました。そして「田畑永代売買禁止令」は解除され、農地の自由な利用「田畑勝手作り」を認める御触れを出します。「地券」の交付によって確定した農地の所
明治維新と農地の自由化... の続きを読む
最後の決断というときに、どういう方針で集約すればいいかを、以下にまとめてみましょう。まず第1に、マイホームの購入を決断する場合には、もうどんなに工夫しても3500万円しか自分の力では資金調達できないということがわかったら、絶対にその範囲のなかで探さなければいけません。3500万円で物件を買っても、その他に何百万かは余分なお金がかかるんだということもいいましたが、それも含めて、やはり背伸びをすると、
マイホームの購入を決断する場合... の続きを読む
いくつもの大学が郊外に移転したり、教養部や一部の学部を移したり、郊外に校地を新たに用意して、そこに新しい学部を開設したりして規模の拡大を図ってきた。これら地方分散の政策により、昭和三五年当時三五四校たったわが国の大学数は地方を中心に増え、平成一七年には九八九の私立大学、短大がある。しかし少子化か進む中、果たしてどれだけが生き残れるのだろうか?キャンパス移転の先駆けとなった中央大学は確かに安定した人
移転した大学と移転しなかった大学の格差... の続きを読む
設計事務所は、建築物の設計およびその過程を監理するところと解釈してよいと思います。厳密にいうと、施工者と設計事務所の役割や業務は異なり、施工者は工事を請け負いますが、設計事務所は釘を打ったり、ペンキを塗ったりしません。しかし、周辺の要素を削造し、外部空間と街並みとの調和を考えるのは設計事務所の仕事です。設計事務所に依頼するメリットはどこにあるのでしょうか。要約するならば、
(1)デザインや
設計事務所について... の続きを読む
「2階を人が歩いただけで揺れを感じる」「外をクルマが通るたびに揺れてなかなかおさまらない」揺れも程度問題ですが、こうまで揺れるのは住宅の本体部分に重要な欠陥があることが予想されます。その原因をひろってみると、(1)軟弱地盤なのに有効な改良、または必要な杭打ちを行っていない(2)基礎工事が手抜きされている(基礎の深さが足りない、フーチングがないなど)(3)筋違や火打ち梁などの斜め材が不十分。補強金物
建物の揺れは設計ミス・手抜き工事の可能性あり... の続きを読む
総務庁の人口動態表を見てもわかりますが、人口が三%も増えれば不動産価格は数倍にもなっています。たとえば、千葉県の浦安市では人口が三%増えて不動産価格は六〜七倍にもなりました。これから人口が増えそうなところの土地を買えば地価は上昇するというのは当たり前ですが、同時に、どれだけのお金・人が集まればどれくらい土地の値段が上がるかということを頭に入れておかなくてはなりません。当然のことながら、全然人の集ま
首都圏の再開発で再び脚光を浴びている... の続きを読む
「家を建てるぞ」と決めたときに、やらなければならないことがあります。それは、正しい情報を集めることです。家づくりは住宅会社との戦いでもあります。何の知識もないまま「いい人」になって住宅会社に相談に行くあなたは、格好のターゲットです。住宅会社の営業マンは外回りに行く時にかける掛け声があります。「山田次郎、狩りに行ってきまーす」「よし、行って来い。必ず獲物を捕まえてくるのだ。方法は問わない」「もしかし
アンケートから狩りが始まる... の続きを読む
美しいカタログでファッションとしての住宅幻想を巧みに煽り、スラムと呼ぶしかない貧しい住宅を大量に作り続けてきた責任は重い。売れるのは、その間取りが支持されているからだと開き直って、消費者の住まいに関する知識が乏しいことをいいことに、劣悪な商品を押しつけてきたと言っては言い過ぎでしょうか。消費者は、メーカーの狡猾な宣伝に乗せられない、住まいに関するしっかりした知識を持たなければならないと痛切に思いま
「生活」への新たな問いかけ... の続きを読む
今までの家は、外壁のペンキを5年に1度、塗り替えなければなりませんでした。その都度、職人さんに来てもらう手間も費用も結構かかります。また、瓦屋根のため大雪が降ったり、地震があると瓦がズレる心配もありました。高齢になればなるほど、わずらわしいことはできるだけ避けるようにしたいものです。家のメンテナンスはラクで、お金がかからないに越したことはありません。外断熱の業者探しで、思わぬ壁にぶつかった私たちで
建物のメンテナンス性... の続きを読む
地価の異常な高騰については、一般に地上げ業者の見境のない土地買収が元凶として大きく取り上げられ、彼らはまさに悪徳業者のようにみられている。しかし本来地上げ業者は、中小ビルや小規模店舗の密集地を整地して、大型ビル用地に再開発するための第一線部隊として働いていたわけである。本来の仕事は地権者の理解と同意のもとに地道に長い年月をかけて行われてきたものであって、その働きにより結果的には古い木造商店街が大型
地上げ業者だけが悪いのではない... の続きを読む