いくつもの大学が郊外に移転したり、教養部や一部の学部を移したり、郊外に校地を新たに用意して、そこに新しい学部を開設したりして規模の拡大を図ってきた。これら地方分散の政策により、昭和三五年当時三五四校たったわが国の大学数は地方を中心に増え、平成一七年には九八九の私立大学、短大がある。しかし少子化か進む中、果たしてどれだけが生き残れるのだろうか?キャンパス移転の先駆けとなった中央大学は確かに安定した人気を保っているが、かつて東京大学を上回っていた司法試験の合格者数でみると、長期低落傾向に入っている。「お茶の水カルチェラタン」と呼ばれた駿河台の街を離れたことと無関係でないと思われる。
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