造船・重機業界でただ1社単独路線なのが三菱重工である。つまり、「三菱重工」「石播・住友重機」「日立・NKK」、それに商船部門で提携している「川重・三井造船」の4グループに集約されるといっていいだろう。石播と川重は一度合意した合併を白紙撤回した経緯がある。”海洋大国”として圧倒的なシェアを誇った日本が、韓国にその座を譲ったところに大きな要因がある。2000年シェアは、日本29%、韓国45%だった。ただし、01年は新造船受注量797万tで韓国の641万tを上回り、世界一を奪還している。鉄は“産業のコメ”とも”鉄は国家なり”といった言い方もされた時代があった。鉄鋼業が基幹産業だったことを意味する。事実、日本の鉄鋼業は官営で出発。以後、それをルーツとする八幡製鉄と富士製鉄が1970年にM&Aで合併し誕生した”世界“の新日本製鉄をトップに、日本経済の成長に寄与してきた。